かんたと出来たこと
せっかく生まれてきてくれたのに何もしてあげられない、そう思っていた私に、助産師さんはこう言いました。
「かんたくんを沐浴させてみませんか?足形も取りましょう」
えっ!まさか沐浴させてあげられるなんて!!
他にも、夫も特別に泊まってOKなこと、母子同室出来ること(コットに敷いたやわらかい保冷剤を小まめに替えてくれました)、好きな服を着せてOKなこと、など😆
時々替えてあげてね、と布おむつやおしりふきも部屋に用意してくれました。
やってあげられることがある、しかも部屋で一緒に過ごせる!
事務的な話は明日しますねと言われて先が見えない不安も落ち着きました。
入院中私が一人で部屋にいる時に、授乳してみる?と提案してくれて、母乳をかんたの口に含ませることも出来ました。母乳を止める薬を産後すぐに飲んだので、初乳をあげられるなんて考えもしなかった。
知識もググる心理的余裕も無い中で、出来ることを入院中毎日たくさん提案してくれたのはありがたかったです(*´∇`*)
出来ることがたくさんある!とわかったとたん、かんたとやってみたいことが次々と思い浮かぶようになり、退院後も短いけど濃厚な時間を過ごすことが出来ました。
こういう時間を過ごすことをグリーフケアと呼ぶと知ったのは後になってからでした。赤ちゃんを亡くした家族へのグリーフケアに対する意識や手厚さは病院によってまだばらつきがあるみたい💦
どの病院でこういうことになっても、後悔ない時間を過ごせるケアを受けられるようになって欲しいです。